映画「移動都市 モータルエンジン」を観てきました。殺生な事に、私の住んでいる近くにあるいつもの映画館では上映されないので、わざわざ遠くの大都市にまで交通費を使って足を伸ばして観に行きました。結果ですか?やはりわざわざ足を運んだだけの甲斐は充分にあったと思いました。今迄にない、しかし こんな映画を観たかった という無意識の欲求に応えてくれた様な作品でした。ガラクタをぶちまけた様なパンク映像は確かに美しいとは言えませんでしたが、それでも見応えは充分で、元は取れたと思います。
もしシリーズ化されたなら(一応原作モノで、ここに挙げた物は原作には登場しない筈ですが)次はこいつを出して欲しい と私が考えたイメージが、画像にある「空中都市 TОKIО」です。ロンドンのテクノロジーを遥かに超え、反重力システムで空中に浮遊し、底の部分から他の小都市を吸引します。富士山をイメージした頂上にはエドキャッスル(皇居)。周囲にぐるりと並ぶ砲塔のある部分は「お台場」と呼ばれます。中央側には超高層ビルとハイウエイ、外側には「ブレードランナー」に出て来そうなダウンタウンの風景が広がります。アンカーで位置を固定する事も可能で、その様子は「アリータ」のザレムをも思わせますが、元ネタは「ラピュタ」或いは「未知との遭遇」のマザーシップです。かつて、沢田研二(ジュリー)の歌に「TОKIОが空を飛ぶ」というのがありましたが、まさにそんなイメージですね。
これ以外にも、画にはしませんでしたが「水上航行都市 ドバイ」なんてのも考えました。