貝殻アートで「スペクトルマン」のモグネチュードンです。カメラの機能が良くないせいか判り辛いかと思います。
作品タイトルが三度変わった事ででもお馴染みですが。作品内容もそれぞれ特徴があり「宇宙猿人ゴリ」では公害怪獣からスタートしましたが、災害モチーフの怪獣も登場しました。「宇宙猿人ゴリ対スペクトルマン」では、正統派怪獣が多く登場し、私の好きなシリーズでもありました、これはライバル作品「帰ってきたウルトラマン」を意識したせいもあるのでしょう。「スペクトルマン」では、ゴリが傭兵として宇宙から呼んだ敵とかが多く登場しましたが、トラウマな内容の作品も多い様に思いました。名作と言われている天才怪獣ノーマンの回は、同時期の「怪獣使いと少年」と並び称すべきエピソードだったと思います。
モグネチュードンはおそらく災害モチーフ怪獣としては特撮史上第一号でしょう。「地震 雷 火事 親父」と言いますが。奴の次には雷怪獣サンダーゲイも早速登場。間をおいて 火事 親父モチーフのサラマンダー(オヤジ熊の改造怪獣という説明があった。本来のサラマンダーは火トカゲの事)が登場しました。もっとも、地震雷火事親父の親父というのは本来は大風の事なんだけどな。また、少し後には「帰ってきたウルトラマン」に、津波と竜巻の怪獣夫婦、更には台風怪獣も登場しました。作品タイトル「スペクトウマン」でも、噴火怪獣マグマザウルスが登場しました。
胴体の下部に頭があるというデザインはツインテールを先取りした感があります。また、上下に頭があるというデザインは「ウルトラマングレート」のブローズを思わせます。(もっとも、下の頭の向きは逆ですが。)
あと、モグネチュードンと言えば、以前当ブログにおいて、奴を「モグネドン」と「チュードン(むしろ、サンダーネン の名の方が良いかな?)」に分離させたアイデアをアップロードした事があります。