ザ ドリフターズの人形劇「飛べ!孫悟空」から、スノーホワイト(白雪姫)です。演じるのは番組放送当時に人気もやや下火になっていた(それでもかつてはナンバーワンアイドルだった事も)天地真理さんです(似せたつもりですが)。彼女のデビュー曲「水色の恋」にも「白雪姫」のキーワードは登場し、彼女自身もファンからその様に形容されていました。三蔵一行が七人ならぬ六人(馬も含む)のドワーフ(小人)の役どころとなって、悪い魔法使いからスノーホワイトを守る。三蔵一行の誰かが間違って毒リンゴを食べて、というストーリー展開になりそうです。最初は原作通りにスタート。途中から原作を離れた作風(堺正章氏主演の「西遊記」も同様だったが)になり、時代考証や国籍無視で他の童話や神話伝承とのコラボが多くなった「飛べ!孫悟空」では、他にも、小柳ルミ子さんのモナ・リザ、由紀さおりさんの雪女(むしろ、アナ雪の原点になった「雪の女王」っぽい)、香坂みゆきさんの赤ずきん、等が登場しました。
ついでに言うなら、堺氏主演の本家「西遊記」には、研ナオコさんの弁財天(サラスバティ)、和田アキ子さんの鬼子母神(ハーリーティ)といった仏教経典由来のキャラが、原作の西遊記とは関係なしに登場しました。