東映スーパー戦隊史上かつてない不条理なまでのギャグを売り物にした「激走戦隊カーレンジャー」から、ボーゾックのアラクレ怪人(これまたギャグ漫画チックなデザインが特徴)2題です。
CC(チョーチョー)イカリアンはボーゾック1のドリフター(流れ者)で元はキャプテン(船長)でした。かつては何人もの弟分がいましたが、余りにセコくガメツくしかも名前の様に怒りっぽい性格だったので1体を除いてチームから逃げられてしまったという設定です。デザインは烏賊と錨と水兵がモチーフで、錨や舵に似た武器を使います。「ダメだこりゃ!」が口癖。
TT(ティーティー)タブーはただ一人残ったイカリアンの弟分です。ボーゾック1のひょうきん者として名を馳せ、催眠効果のあるピンクのライトとラテン調の悩ましい音楽で人々に妖艶な踊りを躍らせ操ります。Tには「TEA(茶)」という意味もあり、体全体のデザインが「茶」の文字になっています。デザインモチーフは戦国時代の兵士で、体の前方中央の十文字の部分には「シームラ剣」という武器も隠し持っています。口癖は「ちょっとだけよ!」。