「大戦隊ゴーグルV」から、オリジナルのコングロボです。
デスダークは合成獣モズーとモズーの形を模した巨大ロボコングを毎回送り込みますが、初期はモズーとコングは全く別々のモチーフ(両者の間に関連性はない)であり造形でしたが、コストや手間の都合から、第五話のカマキリモズー&カマキリコングから同タイプに統一したのでした。「だったら最初から同タイプでやれ!」とも言いたくなりますが、戦隊のシリーズ化の見通しの不明瞭だった当時、或る意味、最初は王道を狙ったのでしょう。
でも、その後の作風が余りにも融通が利かな過ぎます。デスギラー将軍がクマモズーが乗る筈だったクマコングを横取りした回がありましたが、その時こそ久しぶりにオリジナルのコング(前作のキングマグマーをマグマコングと名を変えて流用するお遊びがあっても良かった)を出しても良かったのでは?と思います。
画像は私がオリジナルに考えた初期タイプのコングロボ2体です。一応着ぐるみの改造流用を前提としたデザインになっています。ドリルコングにはモグラモズー(映画に登場)が、カノンコングにはデスギラー将軍が自ら搭乗、という設定が良さそうです。
尚初期コングロボには、後のメカシャイガン(新帝国ギア」や、怪重機(アリエナイザー)、その他、敵組織がイレギュラーに送り込む巨大ロボに繋がるキャラクターコンセプトがあります。