核怪獣 と言えば何と言ってもあのゴジラですね。国産怪獣第一号であるゴジラには二つの面があります。一つは「核の脅威」であり、もう一つは「怪獣の原点」です。「生物である」という点では共通していますが、前者は怖さ、恐ろしさを、後者は正統派怪獣としてのカッコ良さを前面に押し出していると言えるでしょう。シリーズ化される事で、後者の特性がより強調される様になりましたが、平成作品では、時に前者の特性に回帰する(特に84やGMK)事もあった様です。そこで、そんなゴジラの前者の特性を強調したオリジナルの核怪獣を考えてみました。ネーミングも最初は「ヌクレドン」とか考えましたが、トラウマ性(ゴジラ誕生当時の)を強調するため、あえてピカドンとしました。頭部はキノコ雲、背鰭は炎をイメージしました。キノコ雲風の頭部デザイン(「パンパカ学園」の灰ガン太先生も連想させる)はゴジラにおいては没案になったものの、後のマタンゴに活かされています。炎の様な背鰭(不動明王の背後の炎もイメージ)はミレニアムゴジラのポスター画がそんなイメージでした。もし、ゴジラがこの様なイメージの怪獣だったなら、その後のシリーズ化はなかったでしょうね(或いはスペル星人の様に封印されたかも)。
ところで、いじめ自殺が話題になっています。ネット上のいじめも同様です、特に他人の個人情報を許可なく書き込む事でその人を自殺に追い込む事だってあり得ます。まさに殺人行為ですよ。殺人が犯罪でない筈がありません。殺人行為をしておきながら、そんな自分を自分自身が許せる!と言う輩なら、もはや何を言っても無駄でしょう。路上犯罪に喩えるなら、「荒らし」はストリーキングですが、「叩き」は暴力行為です、酷く傷付き苦しむ被害者がいる、という実害があるという事こそが重大だと思います。