攻撃に対する耐性に優れ、攻撃すればする程にますます強く凶暴になる変身怪獣ザラガス。
しかしその能力にも限界はあった。
地殻変動とかで強大な破壊的エネルギーの洗礼を受けたザラガスはパワーが溢れ過ぎて暴走モードとなった。甲羅は最初から脱ぎ捨てた状態。体は醜く赤く膨れ上がり、時々苦しみのたうち回っては、全身の孔から閃光や燐光弾を周囲に吐き散らしている。これは人間で言うところの発作であり、いつ自爆してもおかしくない。「ゴジラvsデストロイア」のバーニングゴジラと同じ様な状態と思えば良い。
もし奴が自爆したら、街の一つくらいは消し飛んでしまうだろう。
奴の着ぐるみには、古くなった他のメタボな造形の怪獣を流用するのが良策であろう。