「キカイダー01」から、オリジナルのシャドーロボット、シャドーオオクビです。ハイテクロボット組織なのに何故かハイテクとは無関係の(特に妖怪っぽいのが多い)敵キャラを送り込んでくるシャドーならではの奴を、しかも当時のコスト事情も考慮した上で(大きなお世話?)。
前年放送の「変身忍者嵐」で使用したバックベアードのハリボテを有効再利用。上部に戦闘員の上半身をはめ込む事で、後の「仮面ライダーアマゾン」の十面鬼の意匠を先取りしています。戦闘員の意匠がそのまま週替わり怪人や幹部怪人に反映された例としては、「トリプルファイター」のデーモン怪人(首から下が戦闘員デビラー)や、もっと露骨な例としては「戦え、レッドタイガー」の幹部怪人や、「魔弾戦記リュウケンドー」のガンマスター、「恐竜戦隊コセイドン」のゴドメス幹部(戦闘員の色を変えただけ)、「ジャンボーグA」のバタフライング(怪人ではなく怪獣だけど)等があります。東映では「メガレンジャー」のキングクネクネの例もありましたね。
ゲームキャラの「ビボルダー」の意匠(元ネタが「嵐」のバックベアードっぽい)も入れてあります。