アクションや特撮というジャンルに関していうなら、日本映画は本格的なハリウッド大作には到底太刀打ち出来ないものの、それでも近年になってなかなかの頑張りを見せている様子です。特撮では「進撃の巨人」に続いて最近では「テラフォーマーズ」が話題になっています。(どちらも劇画が原作)
テラフォーマーズは私も観てきました。少なくとも下手なハリウッド作品よりは見応えがありました。オープニングのブレードランナー風の映像でお腹一杯、って感じで。あと、ストームトルーパース風の宇宙スーツはスターウォーズ風、昆虫の能力を駆使して戦う戦士たちも「真仮面ライダー」を思わせました。
不満な点を挙げるなら、先ずは「殺虫剤」のシーンが興ザメだったこと。また、エイリアン2やスターシップトルーパーズで使われた様な火器や重兵器が登場しても良かったと思います。(アーマードスーツまでは無理としても)
そして何と言っても、テラフォーマーのあのギャグマンガチックなデザインですね。ダルでメタボだけどマッチョな中年のオヤジ、といった感じで、まるで 漫 画太郎がデザインした様なイメージ。もし、テラフォーマーのデザインがもっと恰好良かったら、きっともっと多くの観客を動員できたのかな?と思って私が独自にリファインしたのが画像のそれです。
でも、あのオヤジ風の独特のデザインこそがこの作品の真のアイデンテティと言えるのかも知れませんが。