変身忍者嵐のオリジナルスピンオフ外伝エピソード、フローズンファンタジーならぬフローズンホラー 「アンヌ(友里ではなく真理の方)と雪の女王」です。
地中海に面したギリシャの某街に住む美貌の姉妹(本来の伝承では三姉妹だけどここでは二人姉妹)、エリザとアンヌ。姉は生まれながら雪と氷を操り、全てを凍らせる魔力を持っていたが、妹には特別な魔力はなかった。恋心多き妹は海神ポセイドンと許されぬ恋に落ち、女神アテナの怒りを買って、姉妹共に悍ましい異形の妖怪の姿に変えられてしまう。絶望した姉は一人北欧の山の中に逃げ籠り、そこで孤独の氷の城塞を「♪ありの~ままで~」と歌いながら築き上げる(後に日本に来た時も、同じ様に 呪いの城 を築き上げた)。一方、特別な魔力など無かった妹は、睨んだ相手を石に変えるという大蛇バジリスクを体に巻き付けて、こちらもまた人間たちを次々と石に変えるのだった。姉エリザは「恐怖の女(Gorgon)」、妹アンヌは「支配する女(Medusa)」を名乗り、後に悪魔道人率いる西洋妖怪達の集団(串刺し公ことブラド公爵やかつてのエジプト王イムホテップも加入済み)に身柄を預けたのだった。
尚、画像向かって左上は「呪いの城」です。