「電光超人グリッドマン」のオリジナル怪獣、鎧怪獣ガラゴスです。アルマジロの様に体を丸めて球体になります。着ぐるみはフリザラーの改造という想定(フレムラーの方は何段階にも改造されたのに、ブリザラーは2回のみ、使うならブリザラーの方!)です。
怪獣をコンピューターウィルスに準えるという発想に始まり、サポートメカの使用とか、ウルトラマンとの具体的な差別化(ミラーマンやファイヤーマンはそれが何所か中途半端でした)が見事でしたが、何といっても怪獣デザインの素晴らしさに止めを刺します。大柄でデザインもゴテケバだけど、それが決して不快ではない完成度の高さ(やはりゴテケバなヤプール超獣は玉石混合でしたが)で、しかも有効再利用することでコストパフォーマンスも良くなるし、怪獣デザインに良い意味での心地良い調和が生まれるという利点もあります。ガラゴスだって、同じ様な球怪獣のガラキング(怪獣サインはV!)よりもよっぽでカッコイイデザインだしね。
だから「グリッドマン」の怪獣はもっと評価されても良い筈です。例えば「巨獣特捜ジャスピオン」の巨獣はデザインも何か今一つだし、扱いも「勿体ない!」感ばかりが先立ちます。「もっとグリッドマンに倣え!」と言いたいです