夏の怪奇シリーズもいよいよ佳境。前日アップロードの「妖鳥サイレン」に続いて、オリジナルの女性西洋妖怪、一度に二題、妖花アルラウネと蝿女王ナスです。
アルラウネは佐藤有文先生の妖怪図鑑に登場する捏造妖怪で、「デビルマン」の妖獣ラフレールの元ネタにもなっていますが、古典映画では悪女キャラ(演じたのは「メトロポリス」のマリアでお馴染み、ブリギッテ ヘルム」の名になっています。名の由来は、マンドレイクの別名「アルラウン」かららしいです。昭和特撮作品では、「仮面ライダーストロンガー」のデルザー魔人 ドクターケイトの御先祖様という設定になっていますが、妖怪そのものは登場しません。もし「嵐」に登場するなら、やはり真理アンヌさんが適役でしょう。「緊急指令10 4 10 10」で、ダーリングウツボの麻薬成分の影響で怪人化(衣装は後からのコスプレ)した様なイメージで考えました。「バットマン&ロビン」の、ユマ サーマンが演じた同じ様なキャラ、ポイズンアイビーのイメージも入っています。ユマ サーマンと言えば「パーシージャクソンとオリンポスの神々」で、真理さんと同じ妖魔を演じていました。そのあたりの共通点も意識しました。
真理アンヌさんが妖怪を演じるとしたら、やはり、魔女メドーサよりも私的にはこちらの方が好きですね。セクシーさ全開のレオタード姿はそのまま活かしました。
蝿女王ナスは、ゾロアスター教における絶対悪であるアーリマンの配下です。蝿と言えば悪魔ベルセバブを連想しますが、彼女とは無関係の様です。やはり、疫病を蔓延させます。佐藤有文氏の妖怪図鑑でも大きく扱われ、コスプレをした女性の様なイメージのイラストが印象的です。画像は魔女ザルバーのペイントコラです。ショッカーの蜂女の蝿バージョンという事で意識しました。
これで「嵐」の三魔女の画像コラージュによるジアザーバージョンが揃った訳ですね。