円谷プロで怪獣デザインの公募があったので恥ずかしながら私も応募しました。石川県能美市の古墳から出現した古代怪獣という設定が条件でした。画像はその時の作品にアレンジを加えた物です。
名前は「能登半島」と「能美」から「ノドン(能怒吽)」と命名しました。
気が付いた人もおられたかと思いますが、体の一部に能登半島の意匠(応募時の画には無かった)を入れました。「生物」としてのデザインに人工的な要素をハイブリッド感覚で入れるのはなかなか苦労しますが、全体のシルエットにも配慮して何とか纏めました。ジーダス以来不在だった正当派恐竜タイプの怪獣を意識しました。
ところで、入選作品も参考までに挙げておきます。最優秀賞作品「ドクドンドン」は、ウルトラ怪獣と言うよりは「ミラーマンReflex」怪獣のイメージですね。当ギャラリーにも私がオリジナルに考えたミラーマンReflex怪獣の画像(稚拙ですが)があるので参考までにそちらもご覧になってください(「円谷特撮」のカテゴリーで探せばすぐに見付かります。)。「怪獣」というよりは「怪人」風のドクドンドンは着ぐるみ化され、ウルトラマンショーのステージで暴れるという事ですが、画像のデザインがどの様にアレンジされるかも見物ですね。
あと「センビオウ」は一目で怪獣伯爵さんの作品である事が判ります。この中では一番好きです、ノンマルト怪獣ザバンギにも似ていますね、ステージショーではなく実際の作品に出て欲しいくらいです。むしろ大魔神の敵キャラに相応しそうな「ウルギ」は古代甲冑戦士にカブトムシの意匠が入っています。「モニュラ」は「モニュメント」からの命名でしょうか?「もののけ姫」の様なアニメのキャラにむしろ思えます。